こんにちは。
株式会社EIZINです。
今回は中央区のさんきたエリア再整備についてお届けしたいと思います。
2021年春に阪急神戸三宮駅・JR三ノ宮駅東口周辺が大きく変わります!
神戸阪急ビル東館が建替えられ、駅周辺により良い空間を作るべく「えきまち空間」基本計画に基づいて再整備が行われています。
2020年10月には新たな神戸阪急ビル東館の外観は、ほぼ完成していたので目にした方も多いと思います。
神戸阪急ビル東館
名称 | 神戸阪急ビル東館 |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2番1号 |
竣工予定 | 2021年 春 |
敷地面積 | 約7,100㎡(駅高架下範囲を含む) |
延床面積 | 約28,850㎡ |
容積率 | 700%及び800%(敷地によって容積率が異なるため) |
構造 | 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造(地下部分) |
高さ | 120m |
階数 | 地上29階 地下3階 |
設計 | 久米設計 |
施工 | 大林組 |
◆2020年10月 新たな姿で利用開始された駅構内の様子◆
阪急神戸三宮駅・JR三ノ宮駅(東口)の改札もある神戸阪急ビル東館ですが、改札までの通路としての利用もあり工事中は迂回したり仮設通路を利用したりと、今までと勝手が違い不便を感じていた方も多いと思います。
現在も工事は続いていますが、今年の10月には新東館内部の中央通路の利用が開始されました。
レトロモダンな建物外観と共通したコンセプトで統一されており、まるでホテルの様な落ち着いた雰囲気となっています。
見た目だけではなく吹き抜けで上手く空間を作り開放感を出したり、エレベーター・エスカレーター・階段の手すりなどの設置も利用者に配慮されたものとなっています。
切符売り場の奥に店舗エリアも設けられており、今後コンビニ・カフェ等の飲食・物販サービス店の出店も見込まれています。
◆2021年春開業 ホテルremm+(レムプラス)◆
神戸阪急ビル東館にホテルが併設されます。
地上17階~28階部分を宿泊特化型ホテルとされており、全209号室の部屋数を設けています。
現在は工事中の為、中の様子などは分かりませんが、完成すると神戸の玄関口に他府県・諸外国から多くのお客様をお迎えできる新しい宿泊施設が誕生することとなります。
神戸空港からも1本で行き来可能なポートライナー三宮駅(JR三ノ宮駅と併設)も、乗り場まで徒歩5分程の距離です。
抜群の立地で旅行・観光の際はもちろん出張の際にも利用できますね!
★竣工前の全館点灯を見られる機会があるかもしれません。
フロア | テナント |
29階部分 | 展望フロア・レストラン |
17階~28階部分 | ホテル『remm+』(レムプラス) |
16階部分 | 機械室 |
4階~15階部分 | オフィス |
地下2階~地上3階部分 | 商業施設・駅コンコース |
地下3階部分 | 機械室 |
さんきたアモーレ広場
神戸阪急ビル東館の前に広がるアモーレ広場も2016年から閉鎖され、新たに整備されます!
◆神戸っ子の思い出の場所◆
さんきたアモーレ広場の整備には、神戸市民も寂しさを感じているようでツイッター等SNSでも話題になりました。
このさんきたアモーレ広場ですが、別名『パイ山』『でこぼこ広場』と呼ばれています。
待ち合わせ場所・路上ライブ・談笑の場として朝から夜まで人が集まる場所で神戸っ子には親しまれていました。
時間帯によっては、あまり治安が良くないのでパトカーも停まっている場所でしたが…(;^ω^)
三宮周辺で遊ぶ約束をした時は「とりあえずパイ山集合で!」私自身も良く使っていたワードです。
案外パイ山の正式名称を知らない人も多く、愛称の方が主流になっている神戸あるあるです。
◆どのようにかわるの?◆
「Lean on Nature」というタイトルで、2021年春の完成を予定しています。
広場としての機能性と先進的デザインが取り入れられており、座ったり・もたれたり訪れた人が思い思いに過ごせる場所として様々な工夫がされています。
また、今までのアモーレ広場を継承しつつ新たな価値を作り出す場所になればとの思いも込められているようです。
新たな姿になっても多くの人が集う場所になれば、今までの雰囲気もよみがえるかもしれませんね!