長田区:旧雲雀丘小学校の再整備について

交通・住まい

兵庫区の湊山小学校跡地の再整備に続き、今回は長田区の旧雲雀丘小学校の再整備についてお届けしたいと思います。

この地域は坂を上った、かなり高い場所にあるため、非常に景観の良い場所です。
戦後急速に宅地開発が進み、過去には人口も大きく増加していった地域です。
しかし現在では高齢化が進み、若年層の少ない地域となってしまいました。
1968年に開校され、一時は児童数が1,040人を超えた雲雀丘小学校ですが、少子化の影響を受けて児童数は200人をきるようになり2016年閉校となりました。
閉校の年を迎えるまで雲雀丘小学校は地域コミュニティーの中心でした。
残念ながら閉校することとなりましたが、今までの様に地域に活力を与えられることが大切だと考えられ、今回の神戸市の取り組みで特別養護老人ホームとして生まれ変わる事になりました。

◆社会福祉法人すみれ会  【特別養護老人ホーム 雲雀ヶ丘すみれ園】◆

場所:兵庫県神戸市長田区雲雀ヶ丘1丁目1番2号
2022年1月に完成予定の『雲雀ヶ丘すみれ園』 は、建物内に地域交流スペースが設けられ、ゲートボール場も開放する計画の様です。

兵庫区の旧湊山小学校とは違うかたちでの跡地の活用ですが、神戸市の保育園・小中学校では老人ホームの方との関りも積極的に行っている印象です。
近くに特別養護老人ホームが出来るとご年配の方に子どもたちの元気を与えられるだけではなく、子ども達も昔の遊びを学んだり、保護者世代にも経験のない色々な話を聞くことが出来たりと、双方に良い関りが出来ているように思います。

少子化での学校の統廃合は寂しいことですが、この様に小学校の跡地を利用し地域に開放される施設として生まれ変わるのは嬉しい事ですね。

※丸山小学校と統合され、2016年4月より神戸市立丸山ひばり小学校として学校活動を行っています。

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