再整備!東遊園地がリニューアルされます。

お役立ち情報

こんにちは。
株式会社EIZINです。
今回は中央区にある東遊園地の再整備についてお届けします。

神戸市中央区加納町6丁目にある東遊園地が現在再整備のため工事中となっています。
これは神戸市が【都心・三宮再整備】の動きのひとつとして進めているもので、更なる日常的な賑わいと利活用を図るためのものです。

東遊園地について

遊園地といってもアミューズメントパークの類ではなく、ジェットコースターなどの乗り物はありません。
東遊園地は一言で表すと大きな公園です。
都心の中にある緑のオープンスペースとして市民の憩いの場となっていて、日頃から子ども達が走り回っていたり、ペットを連れて散歩をしていたり…と、多くの人が利用しています。
お昼時には公園でお弁当を食べている人も見かけます(*´ω`*)

県外にお住まいの方にも神戸ルミナリエの会場だと言えば分かりやすいのではないでしょうか。

◆東遊園地の歴史◆
開園したのは1868年で、日本で最初の西洋式運動公園とされています。
開園当時は外国人専用として使われていました。
公園内にはボウリング発祥の地碑・近代洋服発祥の地の碑などがあります。
長い歴史のある公園で2011年には国の登録記念物(名勝地関係)になりました。

◆東遊園地と阪神淡路大震災◆
上記でもお伝えした通り、毎年12月に開催される神戸ルミナリエの会場として知られている東遊園地ですが…
毎年1月17日には阪神淡路大震災の追悼式の場ともなっており、新聞・テレビなどメディアでも取り上げられています。
公園内には1.17希望の灯りや犠牲者の銘板を掲載した慰霊と復興のモニュメントもあり、多くの方が追悼に訪れます。
1995年以降、市民の中では震災の記憶と結びつく場所となりました。
※1995年から毎年開催されている神戸ルミナリエは、新型コロナウイルスの影響により25年目を迎える今年初めての中止が発表されました。

2022年春 竣工予定!~これからの東遊園地~

公園全体の完成は2023年秋竣工予定となっていますが、完成エリアから順次開放されることになるそうです。
再整備では公園を4つのゾーンに分けてリニューアルします。

芝生ひろば
【アウトドアリビング】
・市民の多様な活動、日常的な各種レクリエーションに活用し、
今まで以上に大きなイベントの開催に対応出来るようになる。
・特定公園施設が一体となった芝生広場と舗装広場を整備し、
アプローチを広げることで多様な利用に対応出来るようになる。
見晴らしひろば
【KOBE緑陰テラス】
・芝生広場に向けて見晴らしの良いテラス広場を創出。
・デッキテラスを活かし小規模イベント、特定公園施設と連携した
イベントが開催できる場を設ける。
・緑の中で休憩したり、気軽に家族連れが遊べる場所だけではなく、
ランチなど軽い食事を楽しめる憩いの場としての提供。
みちひろば
【スーパーグリーンモール】
・現在の園内の樹木は移植されます。
育成不良木、足元の低木類は伐採/整理されますが、
新たに高木を追加して緑陰のみちひろばを創出する。
・木陰で思い思いの時を過ごせる場として提供。
・小規模イベントや木陰のマーケット等の場として提供。
こどもと花のひろば(仮称)子どものための図書館が施設として加わります。
そこで借りた本など、自然の中で自由な読書を楽しめるようになり、
図書館と園地の一体感を醸成。

※阪神淡路大震災の慰霊の場はそのままに、【慰霊と復興の街角】として静かで心安らかな環境を確保し、今後も東遊園地内に残されます。

今まで以上に東遊園地は活用の幅が広がりますね!
今回、図書館が施設として新たに加わるのにとても興味があります。
小学校の校外学習などで使える様になってくれたら、いつもと違う環境に子ども達も本に興味が出そうだな…と感じました。
また綺麗に整備された公園でランチをとれるのも仕事の息抜きになっていいですね(*^^*)
周辺にお住まいの方にとっても新たにリニューアルされた公園が出来るのは嬉しいニュースではないでしょうか。