こんにちは。
株式会社EIZINです。
今回は番外編で神戸あるあるの小学校編についてお届けしたいと思います。
神戸市にお住いの方には馴染みがあり、『今も変わってないんだ…』と懐かしく思われる方が多いと思います。
学校で使うノートは【神戸ノート】
神戸市の小学生は連絡帳・自由帳・学習に関するノートは、ほぼ神戸ノートを使っています。
スーパーで買えるのはもちろん、子どもの「ノート無くなったから新しいの明日いる。」にも対応できるよう(?)多くのコンビニでも購入することが出来ます!
それだけ浸透しているということですね。
中には授業で升目・線のある指定ノートを購入するよう指示があったり、人気のアニメキャラクターの自由帳を使っている子もいますが、現在でも主に学校では神戸ノートが使われています。
自分も小学生の頃に使っていましたが、現在も変わらないデザインで子どもが使っています。
この様に2代・3代と受け継がれている神戸ノートは、大人になっても愛着があります。
神戸市の学校は土足OK!学期末には油引き!
神戸市の小学校・中学校の9割は上履きではなく土足です。
入口で履き替えることなく、土足のまま校内や教室に入ります。
休み時間もそのまま運動場に直行です!
靴を履き替えることが無いので学校の各所には玄関マットがあります。
それでも土を教室に持って上がってしまうので、掃除の時間は丁寧にほうきで掃き掃除をします。
そして土足の学校ならではの油引きが数か月に1度行われます。
これは床に土埃が立たないためのもので、しばらくは油引きの独特なにおいの中で授業をすることになります。
最初のうちは鼻が慣れず臭いと思っていましたが、だんだん慣れてきます(-ω-)/
まだ油が乾ききっていない床にプリントや服・持ち物を落としてしまった時の絶望感は、ほぼ神戸の学生は経験しているのではないでしょうか。
なかなか油が落ちません…
※体育館・多目的室などの教室を使用する際には上履きに履き替えます!
日直ではなく【日番(にちばん)】
小学校に入ったら、その日の当番の人が朝の会・帰りの会を行ったり、当番朝礼に参加します。
ほぼ全国的に日直というのが主流のようですが、兵庫県は日番と呼ばれています。
帰りの会で「明日の日番は〇〇さんと〇〇さんです」と次の日の日番へ引継ぎがあります。
日番カードを個々で作成するのも楽しみの一つになっていて、オリジナルの日番カードを1年間使います。
特に疑問を持たず小さい頃から日番と言っていましたが、どうやら兵庫県以外では通用しないみたいです…(;´・ω・)
県外から引っ越してきて神戸市の小学校に入学する子には、馴染みのない言葉で戸惑うかもしれません。
給食のデザート とくれんゼリー(オレンジ)
給食のデザートとして親しまれている【とくれんゼリー】
好きな子が多く、余るとジャンケンでは毎回争奪戦です!
凍らして食べるのも美味しいです!
給食の時は我慢して、家に持ち帰って凍らして食べた経験をしている方も多いと思います。
※今は持ち帰りが禁止されているかもしれません…
体育の授業がある日は、体操服登校!
授業で体育がある曜日は家から体操服で登校します。
体操袋を持って行って、休み時間に着替えることはありません。
その日は1日体操服で過ごします。
保護者としては洗濯物が1式少なくて済むので助かります。
防寒対策は、学校指定のジャージor自由なジャージです。
通う学校によってジャージに関しては指示があると思います。
体操服の方が過ごしやすい子が多いのか、特に男の子は体育が無い曜日でも体操服で登校している子も多く見かけます。
のびのびパスポート(小・中学生)
神戸市の小中学生にはのびのびパスポートといったものが学校で配られます。
これは神戸市の多くの施設で使用することが出来て、提示すると無料で入館できるといったものです。
博物館・動物園・水族館などなど、市営の施設が中心です。
家が近いと友達同士でも気軽に行くことが出来ますね。
私自身も【のびのびパスポート】を利用して森林植物園や神戸布引ハーブ園、神戸市立博物館に何度も行きました。
子どもの頃より、親になってからのびのびパスポートの有難みを実感しました。
数百円とはいえ、無料になるのは助かります(^^♪
震災復興の歌『しあわせ運べるように』が歌える
1995年の阪神淡路大震災後、神戸の復興を願って作られた楽曲です。
学校では震災があった時期になると授業で歌います。
音楽の授業だけではなく他の授業でもこの楽曲について考えたり、震災の事を学ぶ機会があり神戸市の学生は必ずと言っていいほど「しあわせ運べるように」に触れます。
東日本大震災後に「神戸」を「ふるさと」に換えた「ふるさとバージョン」や、「ふくしま」に換えた「ふくしまバージョン」など、その他の被災地に換えたバージョンで現在は各地で歌われています。
また国内だけではなく英語・中国語・フランス語をはじめ多くの国でも訳されています。
YouTubeでも検索すると沢山出てきます!
大人になった今でも覚えているほど歌ってきました!(^^)!
林間学校ではなく自然学校(兵庫あるある)
高学年になったら4泊5日で行われる6年間のうちでも大きな行事の1つです。
※2009年までは5泊6日で行われていました。
林間学校や臨海学校といわず、自然学校といわれており1988年から小学校で実験的に始まりました。
1991年から公立の小学校を対象に実施されていて、毎年多くの小学生が兵庫県養父市のハチ高原でお世話になります。
カレー作り・キャンプファイヤー・班ごとのレクリエーション・肝試し等々楽しい経験が満載です!
学校のHPブログからも各学校の自然学校の様子をお知らせしてくれています。
どの様に過ごしていたかも分かるので安心ですね!
この様に兵庫県(神戸市)ならではな事もあり、初めて神戸で過ごすことになる方には馴染みのない習慣や聞きなれない言葉もあります。
神戸で新生活をご検討のお客様にも、色々な情報をお届けできたらな…と思います。